VRで手書きのequirectangular形式の画像を使ってみました


エクイレクタンギュラー(equirectangular)形式の画像を手書きしたものを使ってみました。

非常に珍しいですが、なんか味があるのですね。

360°パノラマ画像を手書き風に加工したものはよく見ますが、これはまんま手書きです。

 

このページ参照

 

例えば、屋内を描く場合は、こういう感じで描画するようです。

こういうグリッドがベースになっています。

 

Paul Heastonの動画は参考になります。

 

手書きの紙をスキャンして使うようです(グリッド画の上にトレーシングペーパーなんぞを置いて描いてスキャンする…….スマホのアプリでもスキャンできると思う、Cam Scannerとか)。

グリッド画像

 

 

鉛筆などでの手書きをダイレクトに画像に落とす方法ってあるのかな(the slateみたいなやつ、これはスタイラスでなきゃいかん、というわけではなく鉛筆も使えるみたい)?

どこかのブログで、この感覚を取得するにはとにかくトレーニングを積むこと…..ってあったが、そりゃそうだ、目の前の景色をゆがめて見るんだから(日本人が複数の消失点で絵を描くようになったのはそんな古い話じゃないんだから大丈夫でしょう、また過去の日本人が描いた絵を透視図法で再構成したら何か面白いものが見えてくるかも)。

 

ちなみにDrawing Equirectangular….の360ToolKitにあったCubemapのグリッドはこんな感じ。ここに絵を落とし込むイメージが湧かないです。

 

 

 

全部線画風にしたもの(あまりピンとこないです)


グリッドに補助線を引いて、描画しやすくしてみます。

例えば、面がほぼ正方形になるような補助線(赤い線)を引いて部屋の中と見立ててみます。この場合、立方体のひどく息苦しく感じる部屋になります(茶室みたいな感じ)。

そこで、平たい直方体で天井の広い部屋にしてみます。

少し開放感のある部屋になります(応接間のような感じ)。

Paul Heastonさんのはもうちょっと複雑。ニューヨークにあるアパートの一室みたいな感じです(行ったことないけど)。

 

 

でもこの感覚というか技法を取得すれば、わざわざ3Dモデルを立てて、適当なオブジェクトをアペンドするより手っ取り早い気がする。

上のグリッド画像をクリックして別ページで開いて、右クリックでファイルに落とし、このページにドラッグ・ドロップしてみてください。マウスでぐりぐりすれば360x2で見れます。

 

こういう感じでグリッドを絵に重ねると、どういう風に描くか参考になります。

上でリンクされたグリッド画像は単純な2値データなので、黒を他の色で入れ替えられます。

これで360度パノラマアニメを作ったら、面白いものができそうです(インターラクティブ性をもたせたらもっといいかも)。

 


TVモニターをクリックすれば動画が再生されます(サウンドは停止しています)。

上の例で動くミクさんはGIFアニメのようなやり方してますが、ここで使っている動画はmp4です。


また、体育館のような広大な空間を扱う場合も、事前に使う範囲のグリッドを決めておけば描きやすくなると思います。

 

 

自分が描きたい空間のたくさんのサンプルでトレーニングをすれば、感覚が磨かれるんじゃないでしょうか。


このページこのページで扱うサッカーボールのテクスチャーもEquirectangular形式です。

テルスター

エトルスコ

 

画像を球形の外側で使うか内側で使うかの違い…..かな。

しかし、こういう場合によく思い出すのが、これ(大友克洋)。

この人、素でこれを描いたのだとしたらスゴイとしか言えない。

equirectangular形式で描いたお部屋の空間を外側でマッピングしたらこうなるのかな?

部屋の中でTHETAで自撮りしたらこういう構図になりますわな。


試しにPaul Heastonの部屋をボールにマッピングしてみた図

でも実際の図なら、マッピング用画像は鏡像反転させて、ボールは20~30度ほど右に回転させる必要がある?

工事中


ページの尺の都合上、「パノラマ画像の底面に文字を正確に(読めるように)描いてみます」は、

VR用Equirectangular形式の画像を手書きしてみる(1)

へ移転しました。


 

Panoformという教育プログラムがあります。

まだ、何をしようとしているのかよく分かりませんが、とりあえずリンクしときます。

 


 

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