NVIDIA Jetson Nano をセットアップ(組み立て編)


段ボールの台座

Jetson Nanoを梱包していた段ボールは、使用時の台として使えるそうです。

これは運転時の発熱を考慮したもんなんでしょうかね?

こんな感じ。

梱包状態

内容物

この台紙のようなものを立ち上げます

これを段ボールにセット

この上に置きます……以上です

 


電源

Jetson Nanoは2系統の電源を持っています。

MicroUSB給電の場合は2A/10Wモード

100均(ダイソー)で揃えられます(ケーブル100円、3.4A AC充電器500円)

 

J25の DCジャックから給電の場合は4A/20Wモード

この場合はJ48という部品にジャンパー線かジャンパーピンをあててショートさせる必要があります。

メス-メスのジャンパー線の場合は根元を固定しておきましょう。ちょっとのきっかけですぐに抜ける場合があります。

 

無事通電すると、USBコネクターの近くの黄緑のランプが点灯します。

 


ディスプレイ

ラズパイで使ったQuimatの3.5インチディスプレイを流用。

JetsonのGPIOの配列はラズパイと似ています。

pin2(5.0VDC)とpin6(GND)をつないで給電。

こんな感じ。

Quimatは外部からも給電できるので、あるいはこんな感じでも。

これなら上記のダイソーの3.4A AC充電器なら2.4A/1Aの2口なので便利

セットアップ用にはとりあえずこんなんで十分でしょう。

 

 


冷却ファン

GPUをフルに稼働させるとヒートシンクだけではもたない(熱暴走してフリーズする)そうです。

Jetsonはボードからファンに給電できますが、回転数までは制御できないようなので、外部給電で3段階で回転数を変えられるコレ。

ELUTENG 40mm 静音 USB 5500RPM CPUクーラー(1000円前後)

 

段ボールの台座では心もとないのでケースとして100均(ダイソー)のメタルメッシュのペン立てを加工して使用

ファンガードは邪魔なので省いて、小ねじとナットは近所のホームセンターでM2.0のを購入(100円くらい)

(通常M2.6を使いますが、ぎりぎりメッシュを通らないので2.0、あとは座金で固定)

冷却ファンも含めてスッポリおさまります

マグネットはとってもとらなくてもいいです。MicroSDのようなNAND型のストレージは磁界には影響されないそうです(5000ガウス=1/2テスラの磁石でも多分、無問題?)。

 

これで通電までは確認できました

 


参考までに

 

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