CeVIO Creative Studioは少しくせがあって、イントネーションを関西弁風にすることができそうです。

完璧な関西弁はなかなか難しいですが、「それ風」に近づけてみます。

簡単にやってみましょう。

ここでは、さとうささらさんに「なんでやねん」というツッコミを入れてもらいます。

CeVIO Creative Studioのフリー版を起動。

せりふの欄に「なんでやねん」と入力。

トークのスライダーをLかRのどちらかにスライド、こうしないと音が出ないみたい。



この状態で、音声のトーンはこんな具合になってます。

声はこんな感じです。変です。




関西弁と言えばコナン君の服部平次や岩下志麻さんみたいに、へんにこねくり回したイントネーションの印象が強いですが、

ネイティブの発声はもっとフラットです。強調点は「や」の近辺にあります。

トーンを調整してみます。こんな感じ。「なんで」と最後の「ん」を下げ、「や」を上げます。



少し可愛目にするため、以下のように調整。



声はこんな感じです。関西弁に聴こえますか?


参考までに、CCSデータ

いろいろいじって遊んでみましょう(^^)。

「なんでやねん」と構造が似ている「なんのこっちゃ」で試してみても面白いです。

その他の関西弁サンプルもコチラにちょこっとあります。

PS

例えば、「あんた だれ」とやってみてください。

トーンの部分、「dare」の最後の「e」のレベルを上げると、遠山和葉ちゃんになりますが、

下げると...灰原哀ちゃんになります(^^)。





PS2

声の感じは、こういう風に調整。