Ethereumのプライベートネットで送金をやってみる


Ethereumで暗号通貨の取引機能として「送金」をやってみます。

このページでやったようにラズパイからwin10へ「アカウントロック解除・送金・再ロック」をお願いするJSON-RPCコマンドも書いておきました。

青線

送金、情報通知

赤線

ロック解除の依頼・送金の依頼・マイニングの依頼・再ロックの依頼

 

Win 10の残高確認(7000ETH)

これまでの作業でWin10のアカウントにはマイニング報酬が大量に貯まっています(^^)。

web3.fromWei(eth.getBalance(eth.accounts[0]), “ether”)

 

Bの残高確認(0ETH)

ラズパイ側はGenesisブロック生成時にallocを空にしておいたのでETHはありません(^^).

web3.fromWei(eth.getBalance(eth.accounts[0]), “ether”)


Win 10 ->ラズパイBに送金

このページでは単一ノード内のアカウント間で送金してみましたが、今回はノードをまたいだアカウント間の送金です。

eth.accountsなどでアドレスを調べておきます。

例えば

Win10:”0x6128e3be4b06e4102dc55284e70a89ecc02dd9ba”

ラズパイB:”0x615c0884dc6b4dc867d0c59c8506aa8829777549″

  Win 10のアカウントのロックを解除します。

personal.unlockAccount(“0x6128e3be4b06e4102dc55284e70a89ecc02dd9ba”)

ここでやったように CURL JSON-RPC  で実行する場合(パスワードが必要です、0解除で秒数無制限にしています)

 

  sendTransactionで送金処理

eth.sendTransaction({ from: “0x6128e3be4b06e4102dc55284e70a89ecc02dd9ba”, to: “0x615c0884dc6b4dc867d0c59c8506aa8829777549”, value: 1000000000000000000 })

 送金額は 1000000000000000000WEI = 1ETH

ここでやったように CURL JSON-RPC  で実行する場合(送金額は16進数で記述、パスワードも必要です)

1000000000000000000 = 0xDE0B6B3A7640000

 

ここでやったようにラズパイBからWin 10へマイニングを依頼します

 

  ラズパイB側でもマイニングが開始されているのが確認できます

 

数ブロック生成されたことを確認してここでやったようにマイニングの停止を依頼します

 

  Win 10の残高を確認(7019ETH)

  ラズパイBの残高を確認(1ETH)

  作業終了後は再度Win 10のアカウントをロック

personal.lockAccount(“0x6128e3be4b06e4102dc55284e70a89ecc02dd9ba”)

ここでやったように CURL JSON-RPC  で実行する場合(引数はアドレスのみ)

ラズパイB

ラズパイBのアカウントに1ETHが送金されていました。

Win10では増えていますがこれはマイニングの報酬も振り込まれているからです。

送金は完了しています。

 


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ERCのどれかの仕様でトークン作成


 

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