かつてはGoogle SketchUpという名称でしたが、オーナーが変わって現在はTrimble SketchUp。
建築系の3D CADで、Google Earthとの連携面で使い勝手がよろしいです。
【便利なプラグイン】
【DWG/DXFのインポートについて】
Google SketchUpの時代にはバージョン7でプラグインを使ってインポートできてましたが、現在はPro版でしか対応していないようです。
それらしきエクステンションも見当たりません。
skp_to_dxfというプラグインがあるにはあるのですが、lines以外のフォーマットはうまく機能しませんでした(つまり面が出力されない……使い方を間違っていたらごめんなさい、です)。
どうしてもという方は過去バージョンのSketchUp(7)を使ってみてください。
インストールに関しては無保証です、自己責任でお願いします。
過去バージョンはこちら(7のFreeでもProでもどちらでもいいです)
インポート用のプラグイン(for SketchUp 7)はこちら
使い方
DWG/DXFインポート用プラグイン(AllowDWGImportInSketchUp7.msi)のインストール
7.1が起動していたら、閉じておいてください。
インストールは簡単。AllowDWGImportInSketchUp7.msiをダブルクリックして、
後はNextをクリックしてOKです。
で、7.1の再起動後、以下のように確認。
【他のアプリとの連携】
昨今のアプリ同士のデータ交換にはSTLが便利です。
Extension WarehouseにはSketchUp Teamが作った「SketchUp STL」というエクスポーターがあります。環境設定の拡張機能からインストールできます。
SketchUpでSTLファイルをインポートする場合はオプションで単位を合わせておきましょう。合っていないとインポートしても見えないことがあります。
【Google Earthとの連携】
SketchUpで作成したモデルをEarthで表示できます。
モデルは実サイズで作成するのがベストですが実寸が分からない場合でも拡大して表示できます。
SketchUpメニュのジオロケーションで位置を決め、エキスポートでkmzファイルとして作成します。
設定値について
kmzの拡張子をzipに変えて解凍し中にあるdoc.kmlをテキストエディター
で開いて編集できます。
サイズに関しては、Scaleタグで指定します。
x:南北方向の縮尺
y:東西方向の縮尺
z:上下方向の縮尺
位置に関して
latitude:緯度
longitude:経度
向きに関して
heading:方位角
方位角は、西を0度として時計周りに設定
高度(標高 )に関してはaltitudeで指定します。
SketchUpはkmzをインポートできるので、他の方がkmzとして作成したファイルも表示できます。
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