YOLOネットワークモデルをPC+NCSで実行してWebカメラで物体検出してみました


WebカメラでMovidius NCSを使った物体検出をやってみます。

USBブートしたubuntu 16.04 LTSにインストールしたMovidius NCSを使います。

 

使用したWebカメラ

いつ購入したかも忘れてしまったくらい昔のカメラ(調べたら2011年1月モデル)、エレコムUCAM-DLA200HSV

 

 

YOLOのtiny caffemodelをNCSで実行してみます。

 


ここを参照

yoloNCS(Github)

yoloNCS-master

yolo_tiny.caffemodel

YOLOディレクトリを作っておきます。

$ mkdir ~/YOLO

 

YOLO/yoloNCS-masterダウンロード解凍してYOLOディレクトリに移しておきます。

 

 

YOLO/yoloNCS-master/weightsディレクトリ作成しておきます。

$ mkdir  -p ~/YOLO/yoloNCS-master/weights

yolo-tiny.caffemodelダウンロードして
YOLO/yoloNCS-master/weightsディレクトリにコピー

170MBくらいありました。

 

端末を起動して以下を実行。

$ cd ~/YOLO/yoloNCS-master

 

yoloNCSとはモデル名が異なるので、caffemodelの名称は変更しておきます。

 

$ mvNCCompile prototxt/yolo_tiny_deploy.prototxt -w weights/yolo_tiny.caffemodel -s 12

graphバイナリーファイルが作成されます。

 

静止画像ファイルで実行してみたらこんな感じなるようです。

bicycleが検出されています。

 

 


 

では、Webカメラで検出してみます。

 

YOLO/yoloNCS-masterディレクトリで以下を実行

 

$ cd ~/YOLO/yoloNCS-master
$ python3 py_examples/object_detection_app.py

 

カメラが起動します。

ブラウザで自転車の画像を検索して、それを検出してみました。

ちょっと見づらいですが、bicycleを検出しています。

 

動画の場合(personの検出)


 

 

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