Google VR Viewに情報ウィンドウをOverlayで表示してみました2


Google VR Viewに情報ウィンドウをOverlayで表示してみましたでは、embed.jsのRotateInstructiosをベースにしましたが、ここではViewerSelectorのOverlayを参考にさせてもらいます。

Cardboard装着時にheadupdisplayのように目前に文字や画像を表示します。

Cardboardでホットスポットをクリックできるのはフォーカスが当たった時です。

フォーカスが当たったかどうかの判断は、ホットスポットがポチっと大きくなるかどうかですが、ここではこういう文字を表示させてみました。当たったら表示、外れたら消えます。

左右両眼用に文字や画像を並べています。視差の補正もしてますので、見やすいです。

文字などがずれて見えるようなら、下のギアボタンをタップしてカードボードの型が合っているか確認してください。

 

HotSpotをクリックしたら画像表示

 

 

実装したページ(ブラウザーはChromeをお使いください)

ガンバ大阪・吹田S VRツアー

 


Google VR Viewのembed.jsにあるViewerSelectorはこういう表示をさせるものです。

下にあるギアボタンをタップすると出ます。Cardboardの型を指定します。キャリブレーションするためだと思います。

 

で、このダイアログを使わせてもらおうと思います。

参考にする関数がこれ。

ViewerSelector.prototype.createDialog_ = function(options)

この関数をちょっと改造して、こんな関数を追加してみます(DialogLeftとDialogRightです)。


function ViewerSelector()の中では、DialogLeftとDialogRightの実装は本家のDialogと同様なコードにします。

 

 

唯一、ViewerSelector.prototype.hide = function()では何もしません。

このDialogLeftとDialogRightを出しっぱなしにしておきたいからです。

で、出しっぱなし用にもう一箇所。

CardboardVRDisplay.prototype.beginPresent_ = function() の中で、以下を追加。
ギアボタンを押さないでも初期段階で表示しておく用

これで文字や画像表示用のオーバーレイが使えます。


 

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