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VR用Equirectangular形式の画像を手書きしてみる(2)


VR用Equirectangular形式の画像を手書きしてみる(1)の続編です。

 

ペンタブレットを使わずに手書きしてみます。

タブレット端末(docomo dtab Compact d-01J)

アプリ:Adobe Photoshop Sketch (無料版)

入力:100均のタッチペン、キャンドゥの「ディスクタイプタッチペン」

PC(Windows 7)

アプリ:AzPainter2 (無料版)

入力:ペン型マウス(光学式、USBワイヤレス)

 


こういう画像を一から手書きしてみたいと思います。

一言おことわりしておくと、管理人には絵心がまったくありませんので、このレベルのスケッチを描くのが目的ではなく、このようなEquirectangular形式の絵をとりあえず描くのが目的です。

キッチンの画像….かな(by Paul Heaston)。

何もないところからこの絵をイメージするのは初心者には大変というより….(少なくとも管理人には)無理!

そこでまず、ベースになるものを用意します。

「equirectangular、部屋、画像」というキーワードで検索すると結構な数の画像が出てきます。

こういう何もない部屋の画像とか。

もし、よさげなものが無い場合は、自分で探してTHETAなんかで撮ってサンプルにします。

どこが必要で、どこが不要かチェックしておきます。

 

次に用意するのがグリッド画像。

2値画像です、白を透過させて使います。

黒い線でトレースする場合は、グリッドの色を変えておいた方がいいです。

(何を使ってもいいですが、WisteriaHillでは描画色の変換や透過が簡単にできるのでAzPainter2を使っています)

 

 

最後に、画像の領域をはっきりさせるように、例えばこのようなモノトーンの画像を作っておきます。

 

この3つをタブレット端末に転送して、Adobe Photoshop Sketchで画像レイヤーを追加しながら読み込みます。

未だの場合はGoogle Playストアからダウンロード(無料版)。

使い方などはここを参照

Sketchを使ったトレースの準備などについてはここを参照

 

タッチペンで必要な部分をトレースしておきます。


まず、普通に売られている100均のタッチペン。

例えばこんなやつ。導電性の「ゴム」が使われています。

スケッチレイヤーを選んで必要な線を描きます、こんな感じ。

ペン先(?)が広いので、どこで接地しているのか分かり辛い。

始点・終点の位置が捉えずらいので線がきれぎれです(管理人の技量不足ばかりではないと思う)。

 

ディスクタイプタッチペンではどうでしょう(キャンドゥのは品切れで手に入らなかったので、ダイソーので代用、多分そんなに違いはないと思います)。

さほど違いが分からない?としたら、管理人の技量のせいです。

実感としては、こちらのペンの方がトレースしやすいですし、書き始めの位置も決めやすいです。

それと、強く圧をかけすぎると反応しなくなりますね。

 

 

 


ペンタブレットからの連想でタブレット端末を使ってみましたが、普通にPCの場合は?

ペン型マウスってやつを使ってみます。とにかく安いです(1000円くらい….100均以外のタッチペンならこのくらいする)。

このペンのUSBアダプターを、microUSB変換アダプターでタブレット端末につなぎます。

キャンドゥのmicroUSB変換ケーブル(アダプタータイプじゃないのでちょっとブラブラしますが、まあいいでしょう

ペン型マウスのスィッチをONにしてペン先を接地させると画面にマウスカーソルが現れてそのままお絵かきできます。microUSB変換アダプターも100均のでOK。まあ、それだけのことですけど。

 

使い方はこの方のブログ参照

 

アプリはAzPainter2(32bitでも64bitでも使えます)。

使ってみて驚いた、結構使える。中級以上の方は知らないが超素人級の管理人には、ぜんぜん問題ないです。

こう言うのもなんだけど、普通にトレースするだけなら、ディスクタイプタッチペンと遜色ないです。マウスパッドのざらつきがある分、こっちのほうがいいかも。

 

家具や人物を配置する場合などは、普通の遠近法(曲がってますが)で描けると思います。

いろいろな立体や平面を置いて、立ち位置や具合を確認してみます。

 


トレーニングしてみます。

 

でも、この場合あまり例がないのでいわゆる「練習帳」なるものがありません。

 

そこでトレーニング方法も自作する必要があります。

(お勉強や筋トレなんかにある、なんちゃらメソッドってやつ)

 

 

計画中………..

 

 

 


Next1

超アナログで、紙と鉛筆で描いてみます。

VR用Equirectangular形式の画像を手書きしてみる(3)

 


Next2

通常の全天球パノラマ画像にイラストを埋め込んでみる.

Google VR Viewのホットスポットをイラストで代用。フォーカスが当たったかどうかはPitchとYawの値から判定する……?

 


 

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