WindowsでPythonの実行ファイルを作ってラズパイと通信してみる


このページの応用です。


Windows側

pyinstaller(release)を使って実行ファイル(exe)を作ってみます。

但し、この方法が使えるのは、Python2.7、3.3~3.6までです。

 

2019/03/15現在、AnacondaのPythonは3.7です。3.6はconda createで別環境につくりましょう。

Anaconda Promptで以下実行

 

注:3.7でもいけるかも…..まだ試していないけど->GitHub

 


Anacoda Promptを開いて、pyinstallerをインストール

>pip install pyinstaller

 

DOSPromptを開いてipconfigでローカルIPアドレスを調べておきます。

こんな感じ。

192.168.0.xx

実行ファイル作成用にフォルダー(例:py_work)を作っておきます。

 

ここにPythonのコードファイルを置きます。

 

例:TkinterでGUIを作って待ち受け。

メッセージを受けとったら表示、メッセージがURLの場合はWindows側でブラウザーを開いてページを表示します。

【gui_waiting.py】

 

実行ファイル作成

onefileオプションを付けることで、ライブラリーを取り込んだ単体の実行ファイル(exe)が作成されます。

gui_waiting.exeが直下のdistフォルダーに作成されます。

起動後、通信を待ち受けます

 

 


ラズパイ側

【send.py】

HOSTのxxはWindows側のローカルIPのxxで置き換え

 

 


こんな感じ。

 

 


当たり前ですが、64bit環境で作ったものは32bitでは動きません。

それぞれ別個に作成します。

 

Pythonコードファイルは、UTF-8 BOM無しで保存すること。

 

常駐化しておけば、ターゲットを絞ったプッシュ通知のような機能にもなります。

ここではTCPを使ったユニキャストで行っています、UDPを使った1対多のマルチキャストの場合はこのページ参照

 


PCサイドのWindowsでWebページを開く場合


 

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*