ラズパイ3でWindows10


ラズベリーパイ3ModelB+にWindows 10 on ARM(64bit)を使ってみます。

やってみましたが、非常に煩雑なうえに時間がかかりすぎるので、将来変更される可能性が高いです。

おまけに現バージョンではラズパイでの起動に失敗しています。

無事成功!の報告を発見。

が、「ラズパイでWindows 10が動いてる♪」という感じで、使い物のレベルにはなっていないようです。

まあ、手順を備忘録程度。


まず、Windows 10のイメージファイル(ISO)を作成します。

Windows on ARM(WoA)プロジェクトを参照

このサイトに移動してコマンドラインのISO Compilerをダウンロードします。

Select type -> Windows(Final version)

Select version -> Feature upsate to windows 10 ,version 1809[arm64]

Select language->ja-jp:  Japaneae

Select edition->Windows 10 Professional

Select type download ->Download ISO Compilet in OneClick!(run downloaded CMD-file)

以下のようにCMD-fileをダウンロードできるようになります。

CMD-fileは2つのタイプがあります。multiとそうでないもの。multiは作成されるISOも若干ですが(300MBほど)大きいです。

推奨はそうでない方、creatingISOxxxx.cmdです。クリックするとダウンロードフォルダーに落ちてきます(数KB程度のファイル)。

スペースのあるパス名は無効なので、適当なドライブにフォルダーを作ってそこに移動させます(例:C:\temp)。

作成されるISOは5GBほどのサイズですが、生成される中間ファイルが結構なサイズです。だいたい10GBくらいの余裕のあるドライブで作業しましょう。

DOSプロンプトから実行

>creatingISOxxxx.cmd

ダウンロードが開始されます。

しばらくしてコンパイルが始まります。

PCのパワーによりますが、2~3時間ってところ。

同じようなメッセージが延々と続きます。

ようやく完了

同フォルダーにISOファイルが作成されています。


WoAインストーラーを使ってMicroSDカードにデプロイします。

事前にフォーマットした16GB以上のMicroSDカードを接続しておきます。

WoA InstallerとCore Packageの2つのZIPファイルをダウンロードします。

ただし解凍するのはWoA Installerのほうだけです。

Installer.Raspberry.Application.exeを起動します。

「DRIVE SELECTION」では事前にMicroSDカードを接続しておけば勝手に認識してくれます。

「Advanced」をクリック。

 

Core Package(ZIPファイル)をimportします。

終了したら、「Windows Deployment」をクリックして戻ります。

Windowsのイメージファイル(boot.wim)を用意します。

先に作成しておいたISOファイルを使います。

このISOファイルをダブルクリックしてエクスプローラーにマウントします。

boot.wimはこの中のsourcesフォルダーにあります。

WINDOWS IMAGE(.WIM)をここから選びます。

で、Deploy実行

Flash->Validate->Applyと進みます。結構な時間がかかります。

途中でWindowsが勝手にMicroSDをフォーマットする?と聞いてきますが、WoAがプロセスつかんでいるので実行できませんし必要もないです。

ようやくデプロイ終了。

注意書き

ラズパイで使う場合は、セットアップがスタートするまでは、USBデバイスは接続しないでくださいね。


こういう画面になったらキーボード・マウスを接続します。

exitと入力してシェルを抜けます。

Boot Managerで「SD/MMC on Broadcom SDHOST」を選択して起動。

デバイス準備->サービス開始->準備しています->ようこそ

残念ながらまともに起動しませんでした(^^)。

PCにトラブルがあります的なメッセージが出て再起動されます。

ブートシーケンスを変えておかないと再度シェルが起動するので、キーボード・マウスは外しておきます。

これはあくまでカンですが、どうもなにかのデバイスの認識に失敗しているような気がする。

英語版の世界ではうまくいってるはずなんで…….。

どうかしら?

少し様子見してみます。

最後の失敗画面

ここでキーボードからの入力ができなくなりました。

さらに気になるのはA1 Rating のSDカード推奨という点

Application Performance Class 1(A1)というやつ。

最低保証速度240Mbpsの超高速microSDカードなんだそうです。

16GBで4000円超する……高い!

どうしよう…..。

 

 

起動プロセスにこういう高速なIOを要求するような部分があるってことは、IOのタイミングによってはうまく実行できる可能性もある?偶然にたよってはいかんけど。

 

 

 

工事中

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