LANDSATなどの衛星画像データは1つのサイズが大きいです。
領域を限定して演算処理をした方が速いですし、非力なCPUを持つデバイスではその方がいいでしょう。
EISEIというアプリケーションを使って広大な画像から切り出してみます。
ただ問題なのは、複数の衛星画像から同じ領域を切り出した時、どの画像も同じ名前になって区別がつかないことです。
こんな名前 -> [切り出し]画像ファイル[未保存]
各衛星画像はどれもモノトーンなので、画像自体で区別をつけるのは難しいです。
これはランドサットー8のバンド1~8の画像です、微妙に違っているのもありますが、区別できないのが多いですね。
「開く」で画像を読み込んでおくとこんな感じです。
そこで、「色分け」機能を使ってみます。これは本来画素データの違いを色分けで見やすくしようというものです。
今回は違った意図で使ってみます。
切り出し用以外の各画像をべたで色分けして説明に名前を入れておきます。
基本この説明に入れた名前に意味があって色分け自体じゃないんですが…まぁいいでしょう。
例
LC08_L1TP_110036_20190416_20190423_01_T1_B2.tif->B2
画像の色分け
色分けしていない画像を使って、切り出します。
ズームインして、こういう領域は切り出してみます。
こういうメッセージがでます、「はい」で他の画像の同じ領域が切り出されます。
切り出された画像はすべて” [切り出し]画像ファイル[未保存] ” という名前で区別がつきません。
で、色分けを解除するときに説明の名前を確認しておきます。
解除後、この名前で保存します。
他も同様に実行。
以上
これら切り出された画像も位置情報を持っています。
QGISなどで読み込んで、衛星写真や地図を背景画像で使用する場合も、同じ位置にマッピングされます。
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