ラズパイのUbuntu 18.04 ServerにFirefoxをインストールして他の端末からブラウズしてみる


目次

2種類の方法で外部端末からブラウザーを起動

リモートのデスクトップ

SSH


ラズベリーパイにServer版Ubuntu 18.04をインストールしておきます。

ラズパイは3でも4でもどっちでもいいです。

Firefoxをインストール

もし”sudo: add-apt-repository: command not found”というエラーが出たら以下のコマンドを打って再実行
sudo apt install software-properties-common

 


リモートのデスクトップの場合

こんなイメージです。

ラズパイのサーバー版にインストールしたFirefoxを、Windowsのデスクトップで起動しています。

リモートデスクトップ環境をインストールします。

XRDPをインストール

homeディレクトリに移動してxfceをインストールして設定

設定ファイルを修正

以下の2行をコメントアウト

#test -x /etc/X11/Xsession && exec /etc/X11/Xsession
#exec /bin/sh /etc/X11/Xsession

以下を追加

startxfce4

 

Windowsのリモートデスクトップを起動

Startメニュー>Windowsアクセサリー>リモートデスクトップ接続

ラズパイのIPアドレスで接続してユーザー名とパスワードでログインします。

ApplicationsメニュにFirefoxがあるのが確認できます。

 

起動してみます。

 

レスポンスがいいとは言えません。

Terminalやエディター(vim..)が起動しないのはなぜでしょう?

注(20.04で確認)

エディターの場合

geditなどをインストール

メニュのアクセサリ->Text Editorや 、Run Program -> gedit で開くことはできます。

Terminalは…….

Termitatorなどはどうでしょう?

メニュのTerminal Emulatorからデフォルトのx-terminalに代わって開きます。Run Program -> Terminatorで開くこともできます。

 

TOP

 


SSH

こんなイメージ

 

ラズパイのUbuntu ServerにX Window Systemをインストール

 

sshの設定を変更

以下を有効にしておきます。

ForwardX11 yes
ForwardX11Trusted yes

 

で、再起動

 

 

Puppy Linuxから接続してみます。

 

ターミナルを開いて以下を実行

ssh -X <ユーザー名>@<IPアドレス>

firefox

sshでfirefoxを起動するとsshターミナルとは別のウィンドウでFirefoxが開きます。

端末側のブラウザーではないので、localhostでSever側のサービスが表示されています。

Windowsの場合はWSL(Windows Subsystem for Linux)にXをインストールすれば使えると思います。

これで、ブラウザー以外にもServer版にインストールされたGUIを使うアプリをリモートで実行できます。

例えば、お絵描きアプリの「MyPaint」をインストールしてみます。

ssh -X <ユーザー名>@<IPアドレス>

mypaint &

こんな感じです。

 

 

sshはこんな具合のリモートコンソール以外に、コマンドも実行できるので重宝します。

ssh <ユーザー名>@<IPアドレス>  コマンド

マニュアルによるパスワード入力を回避する場合は、sshpassが便利(要インストール)

sshpass -p <パスワード>  ssh <ユーザー名>@<IPアドレス>  コマンド

SSHでコマンド実行

 

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Appendix

Raspbianにインストールする場合

 


 

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