ラズパイからラズパイへマウント


これまで、ラズパイからのマウントはこんな感じでやってました。

ラズパイからNASにマウント

ラズパイからUSBストレージにマウント

 

ラズパイから他のラズパイのディレクトリをモニターしておきたいような場合はどうでしょう。

NFS(Network File System)でマウントしてみます、こんな感じです。

 

ラズパイ(A)がサーバー、ラズパイ(B)がクライアントという位置づけになります。

OSが違っているのはたまたまです、他意はありません。

ディレクトリ構成やIPアドレスもただの例です。


ラズパイ(A)--サーバーの設定

サーバーのインストール

 

もし、このようなエラーが起きた場合

Err:1 http://raspbian.raspberrypi.org/raspbian buster InRelease
Temporary failure resolving ‘raspbian.raspberrypi.org’
Err:2 http://archive.raspberrypi.org/debian buster InRelease
Temporary failure resolving ‘archive.raspberrypi.org’

以下を実行してみてください。

 

 

/etc/exportsに記述

追記

# <公開したいディレクトリA> <公開する対象端末B>(モード)
/home/raspi/A  192.168.0.30(rw,sync,no_subtree_check)

再起動

 

 

ラズパイ(B)--クライアントの設定

 

マウントディレクトリを作っておきます。

 


マウント実行

(B)で以下を実行

マウントコマンドで実行する場合

 

 

fstabを使って恒久化する場合

追記

# (公開したいディレクトリ) (マウント先) nfs rw 0 0
192.168.0.32:/home/raspi/A  /home/raspi/B nfs rw 0 0

再起動

 

 

これで(B)の/home/raspi/Bでは、(A)の/home/raspi/Aが見えていることになります。

ですので例えば、(B)で/home/raspi/Bに何か新しいファイルを作成した場合は、(A)の/home/raspi/Aに作成されることになります。

 

注:マウントに失敗した場合

サーバー側で、exportfs -a を実行。

サーバーを再起動すれば解決することが多いです

 


サーバー・クライアントを両方インストールしておいても問題ないです。


 

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