3Dプリンターで地形を出力してみる準備編2


Bengler社が開発した3Dプリント・ウェブアプリ「Terrafab」について。

参照:「お気に入りのフィヨルド」を3Dプリント! 地図データ公開で実現したサーヴィス

これはノルウェーの地形の欲しいと思う場所を選択して、Shapewaveで3D出力(有料)したり、データをダウンロード(無料)できるサービス。

これはオープンソース・プロジェクトになっていて、GitHubからソースをダウンロードすることもできます。

このプロジェクトでは、leaflet・Three.js・Mapnik・PostGIS・GDAL・TileStacheといった興味を引くテクノロジーが使われています。

データはこんな感じで、フィヨルド以外はありません。

terrafab

早速ためしてみましょう。

ついでに3Dプリンターで地形を出力してみる準備編 でやったようにSketchUpで同じ場所を立体モデルにしたものと比較してみます。

まずは、Terrafabを見てみます。

表示にはWebGLに対応したブラウザ使います。

こんな感じ。矩形はドラッグして移動させることができ、それに応じて右の立体地形に反映されます。

terrafab1

右上の「Choose location」でNordkappを選んでみます。ノルウェー北部のマーゲロイ島にある岬で「ノールカップ」と発音するそうです。

四隅の矩形で選択範囲を設定できます。

「GET THIS MODEL 3D-PRINTED」ボタンをクリック。

terrafab2

右の、S・M・Lでサイズを選び、「ADD TO CART」で立体モデルをShapewaysに注文できます(有料)。

左の「DOWNLOAD 3D-MESH」でデータをダウンロードできます。

terrafab3
データサンプル

データ形式は、x3dです。

netfabb Basicで読み込んでみます。

terrafab4

普通に1シェルの出力可能なデータになっています。

では、同じ地点のデータをSketchUpで作ってみます。

データの作成方法は、3Dプリンターで地形を出力してみる準備編 を参照。
Nordkappを検索して移動し地形を表示します。

これをSTLで出力して、netfabb Basicで読み込んでみます。

nordkapp

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