ラベリングとかアノテーションとかいう作業で使うツールです。
既存のデータセット以外に、独自の画像データを用意する必要がある場合などに便利です。
Windows環境用
1:1つの画像に複数の対象がある場合
Microsoft謹製のツールVoTT(Visual object Tagging Tool)を使ってみます。
非常に多機能で動画でも使用できますが、今回は割り切って静止画でのアノテーションをやってみます。
VoTTは64bit環境でインストールできます。最初の起動には時間がかかりました。
どっかのドライブにフォルダーを作成しておきます(サブフォルダーは不可のようです)。
そこにアノテーション用の画像を用意しておきます。
まず、新規にプロジェクトを作成。
適当に名前を付けて、画像を用意しておいたフォルダーを指定
名前を付けて、Providerは「Local File System」、フォルダを指定しておきます。
先の名前で、Connectします。
書き込み先も同様に設定します。
Tagには「chair」や「table」,「shouji」,「kakejiku」などを用意。
Tagの設定は、入力後にリターンキーです。
①タグづける領域を設定します。矩形か多角形ポリゴンで囲みます。ポリゴンはダブルクリックで閉じます。
②それが何のタグか指定
③すべてのタグ付けが終わったらExport
Providerタイプを指定
各画像ごとのアノテーションファイルが作成されます。
2:複数画像から同じサイズで対象を切り出す場合
ほぼ切り出しのみに特化したアプリケーションです。
ドラッグ・ドロップで画像を連続して読み込めます。
枠はドラッグで移動。
600X600以上のサイズの様々な画像から切り出します。元画像名は対象になるもののラベルで統一。
600X600のサイズでボール周辺の画像を切り出しています。
その他のアノテーションツール
画像系
自然言語処理系
brat(日本語でもOKだそうです)
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