Jetson Nano のOpenCV でCUDA を有効化する


Jetson Nano (Jetpack 4.6)にはOpenCV (4.1.1)が実装されていますが、そのままではCUDA は無効になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、OpenCVのバージョンはそのままでCUDA を有効化してみます。


まずは、既存のOpenCVを削除します。

元ネタ

チェックしてみます。

python3コンソールを開いてcv2をインポートした時、そんなモジュールはないよ…と出ればOKです。

python3
>>>import cv2


SWAP領域の確保

5GBかそれ以上を確保しておきます。

恒久化する場合

 


OpenCV (4.1.1)をインストール

必要なパッケージやライブラリをインストールしておきます。

opencvとcontribをダウンロードして準備しておきます。

cmake

cmake -D WITH_CUDA=ON -D CUDA_ARCH_BIN="5.3,6.2,7.2" -D CUDA_ARCH_PTX="" -D OPENCV_EXTRA_MODULES_PATH=../../opencv_contrib-4.1.1/modules -D WITH_GSTREAMER=ON -D WITH_LIBV4L=ON -D BUILD_opencv_python2=ON -D BUILD_opencv_python3=ON -D BUILD_TESTS=OFF -D BUILD_PERF_TESTS=OFF -D BUILD_EXAMPLES=OFF -D CMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE -D CMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local ..

ビルド

確認

python3コンソールを開いてcv2をインポートしてバージョン確認します。問題が起こらなければOKです。

python3
>>>import cv2
>>>cv2.__version__


jetson-statsで確認

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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