Arduino IDE はUno やNanoなどに開発環境を提供するばかりでなく、Raspberry Pi PICO やM5Stack、Nucleoなどの他のマイコンでも使えます。
母艦になるのはWindows 10 です。
参考コードなどの諸般の都合でバージョンは1.8.19を使います。ダウンロードリンクは上記ページの下段にあります。
Windows 向けには3種類ありますが、最初にある[Windows win7 and newer ]を選択します。
ダウンロードしてインストール開始
基本、言われるままにクリックします。
途中で「このデバイスソフトウェアをインストールしますか?」というメッセージが出ますが、ここも素直に「インストール」を選択します。
最後に「Close」で完了です。
Arduino Uno でLチカして動作確認
Arduino の電源供給は3種類用意されていますが、今回はUSBケーブルを使って電力供給とデータ転送を行います。
Arduino Uno を使ってみます。今回は互換機を使ってみました。
USBケーブルでWindows PCに接続します。
Arduino IDE を起動してメニュのツールを確認します。
以下のようにボードとシリアルポートが認識されていればOKです。
Lチカのサンプルプログラムをコンパイルして、Arduino UNOへ転送して実行してみます。
ファイル ⇒ スケッチ例 ⇒ 01.Basics ⇒ Blink をクリックし、LED点滅スケッチ(プログラム)、通称「Lチカ」を読み込みます。
1000ms毎に点滅する仕様です。
をクリックするとLチカスケッチがコンパイルされ、Arduino UNOへ転送されます。
書き込みが完了すると、即実行されます。
delayを2000とか4000に書き換えて、 をクリックすると結果が確認できます。
一度書き込まれたプログラム(スケッチ)は恒久的に動きます。
Arduino IDE を終了して、USBを抜き差しするか、他の方法で電力供給しても同じ動きをします。
で、Lチカですが互換機はLEDの位置が違っていて、以下のライトが赤く点滅しました(Lと印字されているところ)。
ONと印字された赤いライトは通電した時点で点灯しています。
データ転送に失敗する場合
書き込みがいつまでたっても終了しないことがあります。
以下のようにCOMポートが認識できていない場合に失敗します。
ケーブルを抜き差しして再度認識できたか確認します。
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