
LCD液晶が新しくなっていたので使ってみました。
液晶はこんな感じのもの。
2行16文字表示(16 x 2)
以前は表示用の回路は別になっていて半田付けする必要がありました。
新しいタイプは回路が最初からLCDボード上に載ってます。
2つのプラットフォームで使ってみます。
ラズパイ4Model B
OSはBullseye Desktop 64-bit
Raspberry Pi の設定でインターフェースのI2Cを有効にしておきます。
GPIOの結線はこんな感じ。電源電圧には5Vを使います。
モジュールファイルに以下を追加。
i2c-bcm2708
i2c-dev
I2Cに必要なライブラリをインストール
ディスプレイの接続とI2C通信のアドレスを確認
アドレスが「0x27」の場合は以下のファイルをダウンロード
wget http://osoyoo.com/driver/i2clcda.py
アドレスが「0x3f」の場合は
wget http://osoyoo.com/driver/i2clcdb.py
ディスプレイに文字を表示させてみる
Created by
Osoyoo.com
とか表示されればOK。
【i2clcda.py】
Pico
開発用母艦は上記と同じラズパイ4を使います。
PicoからI2C LCDスクリーンに情報を送信して表示します。
典型的なI2Cスレーブデバイスには、データピン(SDA)とクロックピン(SCL)が必要で、これらはRaspberry Pi PicoのSDAとSCLピンに接続する必要があります。
GPIOの結線はこんな感じ。電源電圧には5Vを使います。
開発環境はラズパイにデフォルトで準備されているThonny IDE (Python)を使います。
OSOYOOのサイトからLCDにアクセスするための2つのPythonライブラリ(lcd_apiとpico_i2c_lcd)をダウンロードしておきます。
ファイルを解凍して、lcd_api.pyとpico_i2c_lcd.pyの2つのファイルを保存。
Picoのファームウェアもダウンロードしておきます。
PicoのBOOTSEL ボタンを押しながらUSBケーブルでラズパイに接続してファームウェアをドラグ・ドロップ。Pico は再起動します。
開発環境のThonny起動
Thonny はデフォルトではメニュが何も表示されていません。このままでは使いずらいので表示しておきます。右端にあるSwitch to regulear mode をクリックします。
Thonny を再起動します(もう一度非表示にする場合はTool ->Options->UI mode->simpleを選んで再起動します)。
こんな感じ。右下のメニュでRaspberry Pi Pico のMicroPython環境に接続しているのを確認。
Openメニュで上記で保存しておいたlcd_api.pyとpico_i2c_lcd.pyの2つのファイルを読み込みます。
こんな感じ。
この2つのコードを同じファイル名でPicoのトップディレクトリに保存します。
File ー>Save as … で実行
Pico に保存します。
新しいコードを書き込んで実行します。
I2C_ADDRについて、
machine.I2C でscan()を実行して取得したものを使います。
print(hex(i2c.scan()[0]),’ (hex)’)
Hello
My World !
と表示されればOK。
Appendix
有機液晶ディスプレイ(OLED)はこちら
Pi Pico (W)で有機ELディスプレイに日本語表示(メモ)
Appendix2
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