ラズパイでGoogle アシスタントへのリクエストをテキストでやってみる


Google Assistant SDKのサンプルの中のtextinput.pyを使ってやってみます。

 

こんな感じ

やってみました……の図

 

GoogleからのAssistantの応答の再生はOpenJTalkを使ってみるのでインストールしておきましょう。

Assistant SDKのインストールとかはここを参照

 


目次

メインPythonコード

コントロール用GUI・Pythonコード

Assistantのコンソール表示用シェルコード

ファイル配置

実行

 


使用するコードはサンプルのtextinput.pyですが、これを以下のようにカスタマイズします。

① 42 – 83行

GUIと通信する部分を追加

 

② 222 – 236行

GUIからテキストを受け取ってAssistantに渡し、応答をテキストで受け取って音声再生用にGUIに戻す

 

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テキスト入力ボタンなどを配置したGUI

【Gui.py】

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Assistantのコンソール表示用シェル

【grpc_assistant.sh】

オプションにデバイスIDとデバイスモデルIDを指定する必要があります。

デバイスIDはSDKのインストールの過程では出てきません。

pushtotalkを実行すると表示されます、これを控えておきましょう。

例えばこんな感じ

#!/bin/bash

source /home/pi/env/bin/activate
lxterminal -e googlesamples-assistant-text2talk –device-id zzzzzz –device-model-id yyyyyyy

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ファイルの配置

アーカイブ

Assistantの環境をSDKで作った場合、ラズパイのホームに仮想環境(env)が作成されています。

そこに配置します。

/home/pi/env/bin/googlesamples-assistant-text2talk

/home/pi/env/lib/python3.5/site-packages/googlesamples/assistant/grpc/text2talk.py

以下の4つのファイルはどこに置いてもいいです。text2talkというフォルダーを作ってまとめて配置しときましょう。

raspi_openjtalk.pyはOpenJTlk用のサービスプログラム、stop_me.shはプロセス終了用のサービスプログラムです。

grpc_assistant.shは上記に従ってIDを書き換えてください。

/home/pi/text2talk/grpc_assistant.sh

/home/pi/text2talk/Gui.py

/home/pi/text2talk/raspi_openjtalk.py

/home/pi/text2talk/stop_me.sh

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実行

左がGui.pyの起動画面、先に起動しておきます。右がgrpc_assistant.shの起動画面。

リクエストを入力して、ボタンをクリック

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通信のIPアドレスを変えれば、外部PCなどからの入力でAssistantを使えます。

 

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ラズパイでGoogle Assistantの応答をテキストに変換してみる

 


 

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