Jetson Nano (ubuntu 18.04) にQGISをインストール
$sudo apt-get install qgis
$qgis
インストールされるバージョンは2.18.17です。
/etc/apt/sources.listを編集すればubuntu 18.04にQGIS 3.xをインストールできるという記事もいくつかありましたが、Jetson Nano ではできませんでした。
QGISをWindowsのリモートデスクトップから起動するとメニューバーが表示されません。
リモートデスクトップから起動する場合はVNCを使いましょう。
ベクトルデータを読み込んでみます(rail_9kei.shp)。
東京23区の鉄道路線図です。
鉄道路線なんか見て何が面白いんだ?….とお思いの方!鉄道路線図には「物語」があります(^^)。
QGISはPythonのインターフェースを持っています。
メニューバー ->プラグイン->Pythonコンソール
Pythonコンソールで直接コードを実行できますし、Pythonで作成したプラグインも使えます。
これで機械学習モデルと連携できます。
ただし、使用できるPythonのバージョンは2.7.15です。
Python2系のサポート終了がアナウンスされている今日この頃.ですが3系移行も視野に入れつつやってみます。
GISと機械学習の連携はArcGISのサイトが参考になります。
まぁ、多分これだけではないと思いますが….参考までに。
Python2で使うscikit-learnをインストール
まずはpipをインストールしてから、他のライブラリーも含めてインストールします。
$sudo apt-get -y install python-pip
$sudo apt-get install build-essential python-dev python-setuptools python-numpy python-scipy libatlas-dev libatlas3gf-base
$sudo pip install scikit-learn
インストールされたscikit-learnのバージョンは0.20.4です。
他のライブラリーのバージョン
numpy 1.13.3
scipy 0.19.1
ただし、QGISのコンソールを使ったPython2は、QGISとのインターフェースに限定して使う方がいいかもしれません。
なんせ、fromでライブラリの関数をimportしようとしたり外部データをロードしようとするとフリーズしてしまいました。
機械学習をやる場合はUbuntuのターミナルからPython3のコンソールを開いて実行した方がいいようです。
また、中間段階で結果を可視化したい場合はJupyter-Notebookを使うとか。
で、最後に結果をQGISで使う….。
つまりJetsonでのQGISは小規模データの解析か、他の手段で得た解析結果の視覚化の手段と割り切った方がいいのかも。
GISで使えるデータセット
Boston house-prices(ボストン市の住宅価格)
多分これも使えるはず(?)
GISって何をするものなの -> GIS教材
ここには地理空間分析のコースもあります(ただ、このコースをやる前にPythonとPandasのコースもやっておいてね…..だそうです)
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